小学2年生で聞いた『言葉のちから』
クラスで先生が『尊敬する人を書きなさい』と言う宿題が出ました。次の日、多くの人が「両親」と書いていた。
それを先生が言うのです。『親は、自分を超えてほしいと願っている。だから
親は、感謝する人で、尊敬する人ではない』と・・・
小学2年生に言って解かる言葉?それを信じてそれを伝えた先生。
半世紀経って、私は思うのです。
素晴らしい先生だったと思います。
その言われた時に
ただ、ただ、そうなんだ~と思って、
尊敬する偉人もまだ知らないのに・・・
でも、残っていた・・・
自分に子供が出来て、育児に悩んでいる時に
想い出したこの言葉。
『親は、自分を超えてほしいと願っている。だから
親は、感謝する人で、尊敬する人ではない』
立派な親にならなければと片意地張って
頑張って頑張って自信を失くして
想い出された言葉。
ただただ、やれる事をするのが
親で良いんだと救われた。
『言葉のちから』って
その時に解かるものでもなく
伝えたい言葉は、
解かる解からないを超えて
伝えたい時に伝える。
『言葉のちから』は時を超えて
タイムカプセルの様に
必要な時に開かれる。
『言葉のちから』
力になる言葉は、伝わらなくても
伝えていきたいなぁと
感じる『言葉のちから』でした。